アトピー性皮膚炎を治すためには、まず根本的な原因を知らなくては始まりません。根本的な原因は、大きく分けて3つあります。下記を参考に、自分や家族がどのタイプに当てはまるか検討してみてください。
日本人の三分の一は、肌が弱く敏感肌だといわれています。家族の中に、アレルギーに反応し、皮膚炎やアレルギー諸疾患の人がいる場合、その体質は遺伝するといわれています。
アレルギーは、皮膚炎だけでなく、気管支粘膜に病変が現れると気管支喘息、鼻の粘膜だと花粉症や鼻炎、目の粘膜だと結膜炎などがあります。
乾燥や痒みなどの肌荒れでなくても、喉、鼻、目に症状が出ている人が家族内にいれば、遺伝する可能性があるのです。これは、免疫異常を起こしやすい体質が遺伝するということ。親はもちろん、祖父母の代まで、ぜひこの機会に確認してみてください。
近年、増加傾向にあるアトピー。私たちの生まれる前の日本にはなかったといいます。アレルギーは、あらゆる物質に過剰に反応し、間違った免疫機能を起こしてしまうもの。現代のようなあふれるほどの多くの物質が、私たちの体内の免疫異常が起こしているといえるのです。
たとえば、息をしているだけでも、花粉、煙、カビの胞子、ダニの屍骸、動物の分泌物など、アレルギーを起こしやすい物質は私たちの体内に入ってきます。毎日の食事でも同じです。卵、蕎麦など栄養のある食べ物から、加工をされた食品に入った添加物、農薬、医療用の薬なども影響が大きいとされています。そして、肌に触れるものとして衣類や石鹸なども気をつけなければなりません。
心の問題もアトピーに影響してきます。普通に暮らしているだけでも、現代はストレスにあふれています。大人のみならず、子供も学校、受験、進学などにより、心身のバランスをくずして、体にストレスの症状が現れるケースも多いといわれています。
遺伝や環境的な原因を考えるとともに、心のケアも大切にしていきたいものです。